勘定科目あれこれ 第3回目は「荷造運賃」について。
記帳代行やパソコン会計など会計帳簿を作成する上で必要となる勘定科目について解説していきます。
区分:経費(販売費及び一般管理費)
科目の意味:自社の商品・製品をお客様に届けるために、「包装」や「運搬」にかかる費用を処理する勘定科目です。
具体例としては次の通りです。
1.ダンボール箱や発泡スチロールなどの梱包資材代
2.梱包作業を外部に委託する場合の梱包費用
3.宅急便などの発送運賃
4.着払い運賃
5.郵便に近いものとしてメール便(下記参照)
他の勘定科目との関連
・商品を仕入れるために要した引き取り運賃などの費用は「荷造運賃」とはならず、「仕入高」勘定になります。
・メール便については、性質上郵送料と同様に「通信費」として経理するのが適切かと考えますが、
宅急便代などと混在している場合には、小規模企業では全体を「荷造運賃」で処理していることが多いです。
宅急便代などと混在している場合には、小規模企業では全体を「荷造運賃」で処理していることが多いです。
京都の税理士、京都市北区の小森税理士事務所